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zoom RSS 【いじめたり】いじめられたり第十四話補遺の2

<<   作成日時 : 2017/03/19 19:20   >>

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考えてみれば、ナカゾノというのは悪い仲間でした。
中学生にしてはオッサン臭い外見と考え方と振る舞いに特徴がありました。
そして軍事オタクであり、政治的イデオロギーに関する知識も持っていました。
そういう余計な知識ばかりあったけど、勉強はさっぱりだったなあ。

今、彼が生きていれば(たぶん生きていると思うが)、きっとネトウヨとして暗躍していることでしょう。

ミヤグチをいじめたり、他にも級友らのことをあげつらって悪口をいうのが得意でした。彼の悪口は、その人の一番触れて欲しくない部分を土足で踏みつけるような嫌な威力がありました。

さらにナカゾノのやっかいなところは、仲間だと思っていたら突然、こちらを攻撃してくるところです。
二人で話をしているとき、周囲にバカにするターゲットが見当たらないと、毒牙をこちらに向けてくるのですね。
なんというか、油断がならない男でした。
そうなるとこちらも負けていられないので、悪口を返します。幸い、彼には悪口をいう材料がいくらでもあった。
顔が不細工だとか、体育用のジャージが変に色あせているとか、色々な知識で根本的な間違いがあるとか。

ただお互いにけなしあっていては、お互いに居心地が悪いので、できるだけ口の毒は他の人に向けるようにしていました。
お互いがお互いを傷つけないために、ミヤグチや下級生をいじめたり、同級生の悪口を言っていたのもかも知れません。

おそらく、集団でひとりをいじめるのも、同じような心理なのだと思われます。
いじめをするような集団は、集団の外にいる誰かをいじめていないと、いじめのエネルギーを持て余して仲間内で攻撃し合ってしまうのでしょう。だから常に誰かをいじめていた
いのです。

秘密警察のような組織は、反逆者やテロリストが活発に活動しているうちは、それらを粛正しています。しかし、ある程度の治安が回復するとそうした敵はいなくなる。
そのとき、彼らは内部に向かって粛正の牙を剥くことがよくあります。
それとも似ている。

ナカゾノは、悪い仲間ではあっても、決して友達ではなかったのです。
だからと言って、すべてがナカゾノのせいではありません。
ナカゾノと付き合ったのも、いじめを行ったのも自分の意志なのですから。




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